9V1XO Peterさんとの交流は2015年から遡ること十数年、上海のBY4ALC 鄭正文さんからの紹介でした。さる大手のホテルマン(電気技師)で無線機の修理ができるすごいアマチュアがいるといい、9V1XOのコールサインを持っているアマチュア無線家と紹介されました。シンガポール国籍のピーターさんは英会話が堪能で当方の拙い英会話を完全に理解してくれて意気投合したのは言うまでもありません。上海市近郷の無線局の支援にご一緒することが度々あり、中国語と英会話を駆使して私たちを助けてくれました。
その後、何年かして今度はシンガポールのピーターさん宅を訪ねる機会が巡ってきました。当時、SSTV好きの9V1XOのシャックを訪ねて交流しました。そして、近くのアクティブなSSTV局を取材、続いて海岸のフードコートにて名物の巨大なカニをいただきました。この時、帰国する私たちをピーターさん自ら運転するベンツにて空港へ送ってくださいました。
そして、日が流れ冒頭の交流へと続きます。ここへ掲げる写真は富士山五合目を訪ねた時のもので、途中で移動無線を楽しむグループと遭遇してピーターさんと交流した時のワンシーンです。この後、ピーターさん家族を山中湖の山荘へお招きしました。山荘にはJA1ZNGクラブ局をはじめJH1VVW, JF1GUQ, JA1FUYらの共用無線局がありますので、日本のアマチュア無線局を見ていただくにはうってつけの山荘でご一家に喜んでいただきました。あれから15年、突如、Facebookへアップしたピーターさんの写真に啓発されて記事にしてみました。
JA1FUY/NV1J 2023/10/27
左から2人目がJA1FUY、中央9V1XO
DXCC HONOR ROLLの盾(JA1AYC)を持ちご満悦の9V1XO ピーターさん(山中湖山荘にて)
最近、「ARRLのメンバーになりたい。」という声が多く寄せられています。メンバーになるとQSTを閲覧できますし、ARRLが実施するオークションに参加できるなど様々な特典が用意されています。QSTはARRL(American Radio Relay League)が発行する月刊誌です。40年前にオーストラリアのシドニーで立ち寄ったエレクトロニクス・ショップの店内に電気・電子雑誌と共にQSTの最新号が棚に並んでいました。 QSTはアマチュア無線の最新の技術と情報が詰まっており、世界の動きをこれ一冊で把握できるマガジンとして知られています。本文は当然のことながら全頁が英文なのが悩ましいところですが、アマチュア無線の交信会話並びに通信用語はほぼ英語ですし、電信技術・通信技術の用語ももとはといえば英語ですから英文を恐れるに足らず、詳細かつ正確に意味をくみ取る場合は翻訳ソフトを駆使して最新情報を知ることができます。
QSTの購読方法は
ARRLの会員資格ごとの会費(Membership Levels)はライフメンバーを含む11種類の資格に分けられています。日本からQSTを購読する場合、次の表に示す会員レベル(抜粋)を示します。選択の基準はプリントQST(印刷物=雑誌)かノープリントQST(デジタル版=インターネットからデータをダウンロードする)のいずれかを選択して申し込みます。デジタルQSTをパソコン(PC)やタブレットPC、スマートフォンへダウンロード&閲覧でき会費が半減するのですからお得な会員資格と言えましょう。
会員レベル(抜粋)
私はDigital QST onlyを先月1 Year $49をクレジットカード更新しました。会員証はARRLのWebサイトからダウンロードしてプリントします。これにメンバーIDと有効期限が記載されており、サイズが83.34×51.33(mm)と小型です。
入会手続きの詳細はICOMのWebサイト「週刊BEACON」OnlineとーきんぐNo.234「デジタルQSTをFire HD 10タブレットで読む」(筆者*JA1FUY/NV1J)を参照ください。
(JA1FUY/NV1J)2023/08/20
Iさんが父の日に娘さんから「モールス電鍵カプセル」を贈られたいい話を聞かされ、ほほえましく思いました。これはケンエレファントのミニチュアトイカプセルに入った「ミニチュア電鍵」が、あのガチャガチャに加えられました。
あるとき孫娘(高1)にこの話をしたところ、即座にGoogleで検索してガチャガチャの場所を教えてくれました。それならネット通販で注文できると確信して、楽天通販に定価500円+送料640円で注文しました。都内へ出かけてガチャをやりたい気持ちありましたが、配送料が交通費と同じなことに加え、猛暑の中の外出を控えて通販に頼る選択をしました。
モールス電鍵はスウェーデン製のキーを始めロシア、中国、日本製など様々なタイプを所有しているため、「ミニチュア電鍵」に実用性を求めるものでなく、好奇心と収拾癖、トミカのミニカーが好きという気持ちから購入しました。
「ミニチュア電鍵」に4種類のバリエーションがあり、A.茶色の台座に銀色のキー、B.黒色台座に銀色のキー、C.焦げ茶色の台座に金色のキー、D.大理石色に金色のキー。A~Dどれが出るかわからないのがガチャですから。つまり選ぶことができません。通販による注文も同じです
音が出るって聞いていたけど!? 台座の裏に音の出る小さな穴と絶縁シートが飛び出ているので、これを引き抜くと電源が入ることがわかります。キーを下ろすと「ピー」と鳴ります。電池は使いきりで交換できません。キーの性能を左右する接点はマイクロスイッチを採用しているように見受けました。
説明書には「協力 日本アマチュア無線連盟」の記載があり、「100年の歴史、電波を通じて未来へ繋ぎます。」のメッセージも。シャックのマスコットにいかがでしょうか。
ケンエレファントの公式Webサイトはこちら
(JA1FUY/NV1J) 2023/07/20