QST 8月号の記事「AlexLoop Premier 40-10 Meter Magnetic Loop Antenna with AlexTune」p.48-50に注目しました。写真から手作り風に見えたが、れっきとした商品で以前から「アレックスループ」と呼ばれて知る人ぞ知るマグネチックアンテナでした。WB1GCM ボブ・アリソン氏が使用感をレポートしているので、ざっと目を通すと共に、ネット検索で調べて分かったのは、ループ直径1m、ループ材質が同軸ケーブル、付属のケーブル長26m、センターパイプ外径26.2mm、最大パワーは予想通りの10W。そしてアレックスチューンと呼ばれるチューナーを手動で調整する。肝心の値段は米国のHAM RADIO OUTLETで398ドル、これに送料がプラスされる。日本国内のハムショップでは7万円前後+送料、Alexチューンは6,500円+税です。
一方、本誌には2012年掲載の「マグネチックループアンテナ」JL1BOH 池羽克幸さんと JA1BU 小野英男さんによる記事があります。発表から8年が経ちましたが、内容に色あせた箇所が見当たりません。そこで編集をやり直すことにして写真・図・表のサイズを大きくするとともに本文のフォント(書体)を今風に改めるなどデザインを大幅に見直して再掲載しました。光ケーブルの普及とQTC-Jが拝借するサーバーの容量の拡大が記事のリニュアールを可能としました。(JA1FUY/NV1J) 2020/07/20
また、デイトンハムベンションへスチールカメラのほかにビデオカメラを持ち込み、動画撮影に精力的に取り組み、深夜、ホテルの一室で編集に取り組みました。持参したノートPCでタイトルやキャプションを挿入すると共に不要なシーンをカット、映像の全体を整えてサーバーへアプロードを終える頃は、辺りが明けてきました。当時は動画撮影をする人はまれで、いたとしてもWebサイトへアップロードする事例はありませんでした。QTC-Jは翌日にはあこがれのデイトンハムベンションが動画で見られるとあって視聴者が殺到しました。アクセスカウンターは1,000/日を超えたのもこの辺りからです。(JA1FUY/NV1J) 2020/07/27
QST 8月号p.61-62に懐かしく感じるBicycle Mobile on the HF Bands(原題)にカッコよさと新しさを感じました。日本でも昔からある「自転車モービル」ですけれど、自転車や搭載する無線機、アンテナを現代風にアレンジするとモダンなBicycle Mobileが誕生するから不思議です。
このことから「自転車モバイル」と呼んではと提案します。記事を書いたW4ALF Christian Bravo氏は2014年アマチュアエクストラ級になり、7バンドCW DXCCを取得する等、大活躍のアウトドア派。自転車は折り畳み式、車のハッチバックに収納でき、無線機はELECRAFTのKX2 SSB/CW/Data/AM/FM・160-6m・15Wをハンドルの中央に設置して、内蔵の2.6A Li-ionバッテリー、キーは付属のKXPD2コンパクトパドル。アンテナはBuddipoleのコイルをアレンジして、自転車後部の荷台に垂直に短縮コイル入りエレメントを立て、水平方向へカウンターポイズを設置。 なお、YouTubeでW4ALFを検索するとChristian Bravo氏のクレイジーな姿が見られるのでご覧乞う。この記事に刺激を受けて、今評判のアイコムIC-705 HF+50MHz+144MHz+430MHz <SSB/CW/RTTY/AM/FM/DV>10Wトランシーバーを戸外に持ち出して運用してみたいと思うのは私だけでないでしょうね。(JA1FUY/NV1J) 2020/07/14
2000年7月15日に創刊したQTC-Japan.comは今月で満20年を迎えました。振り返ってみると「あっという間の20年」でした。2001年6月19
日~6月23日に行った「インターネットゲートウェーを介したフォンパッチ運用公開実験でした。これはTS-2000とQTC-Japanハムクラブの協力によるもので、当時は画期的な実験として注目されました。
また、デイトンハムベンションへスチールカメラのほかにビデオカメラを持ち込み、動画撮影に精力的に取り組み、深夜、ホテルの一室で編集に取り組みました。持参したノートPCでタイトルやキャプションを挿入すると共に不要なシーンをカット、映像の全体を整えてサーバーへアプロードを終える頃は、辺りが明けてきました。当時は動画撮影をする人はまれで、いたとしてもWebサイトへアップロードする事例はありませんでした。QTC-Jは翌日にはあこがれのデイトンハムベンションが動画で見られるとあって視聴者が殺到しました。アクセスカウンターは1,000/日を超えたのもこの辺りからです。(JA1FUY/NV1J) 2020/07/27