Go to Travel、Go to Eatが流行るコロナ禍、幸いGo to Paradiseへ招待されませんでした。愛車LEAFの6か月点検でディラーへ預けて、わずか7,8分の帰路に息苦しさを覚えて3度立ち止まり息を整えました。これも年相応かなと思いつつ体の異変に気付いて、かかりつけの医師から紹介状をいただいて「所沢ハートセンター」(心臓・血管治療施設)を受診しました。診察前に心電図を計測、診察を受けて超音波診断、この後、車いすに乗せられて重症扱いに戸惑っていると、即入院の宣告が下され仰天!いきなりCCU (冠状動脈疾患集中治療室)へ連れていかれ、あっという間に点滴を装着されて身動きできなくなりました。
その後2日間は昼夜をたがわず点滴三昧、肺と足に溜まった水を抜くのだそうです。道理で足のすねと甲が異常にむくんでいたのも道理。心筋梗塞による「うっ血性心不全」と診断されました。うっ血性心不全とは、心臓のポンプ機能が弱まり、充分な量の血液を全身に送れなくなって、血液の滞留(うっ血)が起こってしまった状態です。このため呼吸困難や倦怠感、むくみなどが生じます。悪化すると命にかかわります。
水が抜けたことで手首の血管からカテーテルを入れて詰まった箇所にステント(金属 でできた網目の筒状のもので、治療する部位に応じたものを用いる)を挿入することにより無事に復帰することができました。10日間の入院から生還した今は、山中湖村のJA1FUYを遠隔操作することと新しいQTC-Japanプロジェクトに携わっているところです。
(JA1FUY/NV1J)2020/10/24
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