MFJエンタープライズ社の「MFJ HF/VHF SWR ANALYZER MODEL MFJ-259B」は1.8MHz〜170MHzをカバーするSWR アナライザーです。デイトンハムベンション特価で買い求めました。定価は当時289.95ドル(約26,000円)で、「World’s most popular Antenna Analyzer is super easy-to-use!」(世界の最もポピュラーなアンテナ・アナライザーは非常に使いやすい!) をキャッチフレーズに人気の高い測定器として知られています。現行商品はMFJ-259D(319.95ドル)やMFJ-269D(419.95ドル)です。
MFJ-259Bのケースは15ミリ厚のアルミ板を折り紙細工のように加工し、黒色に塗装、文字を白色でプリントしたデザインが、測定器が好感が持てます。縦長の上部に周波数表示やSWR、インピーダンス、電圧表示などのディスプレイがあり、中央にSWRとIMPEDANCEの2個のメーター、TUNE(バリコン)とFREQUENCY MHzのバンドスイッチを配置してあります。
電源は内蔵する乾電池(10 Ni-MH×10個)とACアダプターの2本立て。内蔵電池を使用時に赤色の押しボタンが、何かの拍子で押されてONになり、気付かないまま放電して、いざという時に使えない状況を何度か経験しました。そのため2段階の防止策を考えつきました。一つは押しボタンにゴム製のキャップをかぶせて、押しボタンスイッチがONにならないようにする方法、もうひとつは上部パネルの外部電源端子に空のプラグを差しておくと、押しボタンスイッチがONになっても電源は入らないという方法です。さらには念を入れて電池を一本抜いておき、電源スイッチの切り忘れがあっても大丈夫という対策です。この三つの対策で不用意な放電事故は無くなりました。 MFJ-259Bのバッグをホームセンターで購入して、本体の他、ACアダプター、小型のブラスドライバー並びにMFJ-66(ディップメーター2コイル)を一緒に収納しました。プラスドライバーは電池カバーの2か所のネジを回して内蔵電池のパネルを外すためです。一緒に写っているのはダミーロードでWELZ CT-15A(DC~450MHz、15W)です。
(JA1FUY/NV1J)2021/03/
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